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コキンメフクロウの性格★ペットには少し不向き…?

2018年10月16日|Category:未分類

今回はコキンメフクロウキンちゃん)をご紹介します♪

コキンメフクロウは、女性の手のひらくらいの大きさしかないとても小さなふくろうです。
アフコノなど他の小さなフクロウに比べると怖がりで、とても警戒心が強いです。
体が小さいので、他の肉食動物に捕食されずに生き延びるためには当たり前に必要なことですね。
身軽でとてもすばしっこい動きをするので、もし外に逃がしてしまったら絶対に再度捕まえることはできないでしょう。笑
当店のキンちゃんもケージを開けると、シュバッッ!と飛び出てくることがあります(^_^;)

キンちゃん専用のケージの中には、園芸用品店で見つけた”樹洞に似せた物”(⇦説明が難しい…)を入れているのですが、キンちゃんは毎日その中に入って眠っています。
これを見つけた時は、「良い物を見つけた!✨」と思いました(^o^)
ふくろうは野生ではまさにこのような木にできている穴に巣を作り生活をしているのです。
これは木に似せて作られてありますが本物の木ではなく硬い素材なので、中には柔らかめの木のチップをクッションとしてたくさん入れてあげています。
気に入ってくれていて嬉しいな⭐︎(∗ ˊωˋ ∗)

もしコキンメふくろうを飼うのであれば、このように身を隠せる場所を一つ用意してあげると、安心できるかと思います。
当店ではこれ以外にもハリネズミなど小動物用のトンネルや、ウサギ用のミニハウスを使っています。
とても怖がりなふくろうなので、身を隠せて警戒せずゆっくり休息できる場所を必ず作ってあげてください。

コキンメふくろうは、図鑑やネットでも大体怖がりで懐きづらいと書かれていることが多いです。
実際に当店のキンちゃんも警戒心はすごく強いです。
お客さんがいるときは隠れていることもしばしばあるのですが、上の写真のように隠れながらも片目でチラリと覗いている姿も可愛いので、そのまま隠れさせています( ^_^)
同じコキンメでも人間と同じようにそれぞれに性格があり、すご〜く飼い主に懐いていて誰にでも愛想の良いコキンメちゃんも一度だけ見たことがありますが、一般的には慣れにくい種類と言えます。
もし小さなフクロウを飼いたいな〜とざっくり考えている方は、スピックスコノハズクやカラード(インディアン)スコップアウルなどの方が飼いやすいかもしれませんね。

もし、相性が良く、なんだか懐いてくれそうだな♥という子に出会えたとしても、もう一つ知っておいた方が良い難点が鳴き声です。

コキンメの鳴き声はかなりうるさいです・・・
フクロウの鳴き声を言葉に例えるのは難しいのですが、例えるならば、

「キャン!!!」

「キャンキャンキャンキャンキャン!!!」
でしょうか。

「この小さな体でどうやって!?」と耳を塞ぎたくなるほど大きな音が部屋中に響きます(~_~;)
キンちゃんは大体閉店後の夜遅く毎晩同じくらいの時間帯で鳴き始めます。テリトリーコール(※)ですかね。(※縄張りを主張するため大きな音を発します。)
家庭で毎晩遅い時間にこのボリュームで鳴くと考えると、近所迷惑になりかねません。
当店のキンちゃんの場合、部屋を暗くしたり、人が誰もいなくなってからこの鳴き方をします。
なのでお客様がこの鳴き声を聞くことはありません。
おそらくフクロウ販売を行っている場所のコキンメフクロウたちも、お客さんがいる前ではなかなかこの鳴き方はしないでしょう。
家に連れて帰り、しばらくしてフクロウがその場所に慣れだしてからやっとこの鳴き方をすることが多いのです。
「こんなに鳴くと思っていなかった〜(×0×)」なんてことがあるので、これを読んでくださった方は、鳴き声も考慮した上でコキンメフクロウを迎え入れてくださいね。
鳴き声や鳴き方は種類によって全然違います。うるさいのはコキンメだけでは無いですよ〜!笑

 

小型のフクロウは本当に小さく繊細で、足もすっごく細いです。
その足にリードをつけて飼うのは気の毒に思えます。
できればフクロウ専用の部屋で自由飼い、それが不可能なら大きめのゲージを用意してあげてください。
自由に飛ばしてあげることは健康体を保つためにも必要なことです。
フクロウにとって快適な環境を用意してあげましょう!

 

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